特集

上矢作に暮らす人や風景

上矢作の味の歴史を次の世代につなぎたい『ふくちゃん工房』のみなさん

堀政子さん
安藤勝枝さん
安藤美和さん
近藤きし子さん
川上雅代さん
荻山美子さん
小木曽紀世子さん
小木曽良子さん

取材日 : 2024年1月

ふくちゃん工房はどんな活動をされていますか?

地元で採れた野菜や、梅ぼし、ラッキョウ、ジャムなどを加工販売している。商品を集めてふるさと小包を作っています。イベントでは、五平餅、豚汁なんかも販売し、 上矢作町のイベントには積極的に参加さしています。

加工グループが他にないので、昔は、お餅つきのグループとかあったけど、解散しちゃった。あとはふくふくパンの人たちがいる。

もう15年以上。よく続いているねと褒めていただいています。

活動をすることになったきっかけは?

きっかけは、20年くらい前に、まちづくり委員会があって、道の駅にマクワウリの粕漬や、漬物を個人で出品していたのが、個人でできなくなったので、このグループを立ち上げた。

販売の仕組みや、役員などを決めて12人ぐらいで始めたが、資金がないので5年くらいはボランティアだった。試作品を作っただけではたるいもんで、道の駅にて販売するようになった。

みんなもだんだん年を取ってきてが、続けれれば続けたいと思っています。若い人がだんだん増えてきて、一生懸命やってくれているので応援する。

活動の中でよかったこと、大変だったことは?

大変なことは印象に残っている。

名古屋栄のオアシスに行った時は、大変だったね。あそこで特産品を販売して。ガスで五平餅を焼くと、行列で並ぶよ。もうすごかった!五平餅や栗きんとんは、すごかったよ。今は恵那へ行くと、ふくちゃん工房っていうと通じるね。

営農組合と枝豆やサツマイモを栽培した。自分たちで苗を買って植えて、収穫して2.3年やったけど鹿が来て食べれたりもした。

よかったことは、みんな仲良く長く続いていること。親しくなれて、ボケ防止((笑)

おしゃべりだけでも楽しい。

恵那市農政課で、「味伝えたい」というので、年に2回程、会議や研修、伝承講座もやってます。お友達はいくらでもできるね。えなエールでの会議で、市内の知リ合いができる。

大変ながらも、活動をつづけている思い。やりがいは?

おいしいよ!って言ったいただけるとうれしい。商品の中でも、ショウガジャム、ラッキョウ、金山寺味噌は特に喜んでもらえる。地元の野菜が調達できなくなってきて、作っている方が高齢化で入手できなくてきている。梅とかは簡単に手に入る。

せっかく、上矢作の昔ながらの味をここにみんなで残していきたい。

上矢作の魅力は?

美味しい水と空気と川と山といっても一般的になっちゃう。年とっても行ける場所、集まる場所があっていいねと言われる。