特集

上矢作に暮らす人や風景

地域で活躍する大工さん

中垣孝一さん

取材日 : 2023年10月

仕事が終わって朝日屋で一杯!

普段の仕事は何をされていますか?

中垣さん:

町内の仕事がほとんどで、新築の仕事はないのでリフォームがほとんど。 昔は名古屋まで行っていたが、今は年相応に、できるだけ近場で。

まちづくりの活動のきっかけは?

中垣さん:

地域自治区運営協議会の会員・自然産業部会など、メンバーがいないので「お前来て一緒にやれ」がきっかけで、上矢作のことを考えて一緒にやることを思えば、できませんとは言ってられないので、できるだけ協力している。 みんなのやっていることをいろいろ聞きながら、いろんなことを勉強させてもらい、言いたい事もいわせてもらいながら。

部会とかは、一度責任者をすれば、みんな見えてくるのじゃないかな。 一度役員をやってほしいなと思いますよ。

活動の中で良かったこと、大変な事があれば教えてください。

中垣さん:

やってよかったことは、最初のころは、(自然産業部会で)燻製をやったが、経験も少なくてなかなかうまくできなくて、次は魚を釣って焼いて食べてもらいましょうとしたが、限られた時間の中で、なかなかうまくいかず。 その次に、アマゴを焼いてみたけども、お客様からはアユの要望が多くて、採取的にはアユを焼くことに一本に絞りました。 みなさん喜んで買っていってくれるので、良かったです。

自然産業部会は、道の駅で何か特産品は無いかとはじまった部会。 道の駅でも上矢作の名産は何かと模索するのであれば、段取り大変だけど、アユを売れるようにしてあげるといいような気がします。

上矢作への思いや魅力は?

中垣さん:

人口は少なくなっているけど、まだみんな住んでいるし、何か道の駅など何とかうまく活かしていってほしいという思い。

魅力といえば、昔から、川遊びをしてきている。 川っていうのが、一番の魅力です。 川も(20年前の災害で)様子がまるっきり変わってしまった。 ミズベリングの会議でも、川をうまく使いましょうという意見が出ていた。 オートキャンプなど、とんでもない発想ではなくて、できるところからやっていってもいいという気がしています。 今、モンゴル村の床を改修しているが、夏涼しく・冬暖かくなるんじゃないかな。 失敗してもなんでも、やっていることを見せると、若い子たちは見ている。 あの人はこんなことをやっていたなとみているので、プラスして何かやっていってくれる。 上矢作はまだまだ捨てたもんじゃないですよ! 若い子たちもまだいるし、頑張っていてくれるし。 おじさんたちはそれを何か手助けができる。