「上矢作ふるさと祭り 2023」は台風7号の影響で9月9日(土)に開催日が延期になりましたが、開催日当日は「ちびっこ魚つかみ」や「スカイバルーン」などの企画も大変盛り上がり、会場は東海地区全域から2000名を超える観客でにぎわいました。
その「上矢作ふるさと祭り 2023」実行委員会の近藤和徳実行委員長、安藤郁男副実行委員長、伊藤清地域自治連合会長にお話しをお伺いしました。
(このインタビューは2023年7月末に行ったものです)
ふるさと祭りは久しぶりの開催となりましたけども今回の開催にあたってどんな思いで取り組んでこられましたか?
安藤さん:
「4年ぶりということで、コロナの関係もあってなかなか町民の皆さんは触れ合うことができないものですから、これを機会に和んでいただける場所を少しでも作りたいなということで一生懸命頑張っていました。」
近藤さん:
「よそに出た人が帰ってこれる機会にできれば。特に人口がどんどん減ってくるもんで、また賑やかにしてもらう1つの目的だと思う。 (過去の)今までのやつ見とると、上矢作にこんなに人がおるんだと思うくらい人が集まって来とった。ふるさとを思い出してもらって、自分がうまれたところはすごいいいなと思ってもらえるようなイベントにできればなとは思う。 特に人口が減っていくことは悲しいね。」
伊藤さん:
「少ない若い人たちが、一生懸命盛り上げて頑張るでしょう。それを応援したい気持ち。」
ふるさと祭り開催に向けて、一番苦労されたことはどんなことですか?
安藤さん:
「まあ皆さん そう思ってると思うんですね。 子どもも大人もお年寄りも出かけない。いかにしていい催し物を考えて少しでも出ていただけるように、なんとかアトラクションなんかは考えたんですけど。 少しでも集まってもらえるように、いろいろな催し物を考えてやっていくつもり。」
近藤さん:
「要は丸3年もやってなくてやり方すらわすれちゃんたもんで、事務局の方は大変だったと思う。一生懸命考えてくれて実行委員会の中で考えていくんだけど、コロナもあって費用的な部分がすごく上がっていて、花火が今まで100万円で済んでいたものが5割増しになって、各戸の(花火)協力金が1000円だったのが1500円になったり。 どうやって資金を集めるかということがなかなか難しいけど、今の状況を見とると、快く協力していただける方は結構みえるもんね。 やっぱりさっきも誰か言われとったように、活性化するとか地元のことだとかいうことと、事務局が考えてくれてる(アミックスケーブル)テレビ放送するっていうことで、行かんでも(現地に参加しなくてもTVで)見えるということもあるしということで、大変だったなというところはある。」
伊藤さん:
「どうしたら町民の皆さんに(花火大会の)関心を持ってもらうかと言うのが一番苦労するところだね。みんなに参加してもらいたいもんで」
個人的一番楽しみにされている企画はなんですか?
安藤さん:
「まああのメインは 花火大会だと思うんですけど、今回はじめての企画のスカイバルーンですかね。 風船を皆さんで打ち上げて、そういう企画が初めてなので皆さんに楽しんでいただけるかどうか期待したいです。」
近藤さん:
「やっぱりお楽しみはメインの花火だと思っています。 他の地域の状況を見てると 資金が集まらんで花火もあげないという地域もあるけどまあ何とかして上矢作は上げることができた。 もう1つは、花火をあげることによって、コロナの収束を願うような気持ちでドーン!ドーン!と上げられるといいかなと思っています。」
伊藤さん:
「今回の目玉は、なんといってもスカイバルーンとTV放映かなと思っています。」
地域住民の方に呼びかけたいことは?
安藤さん:
「コロナの関係で交流とかそういう 皆さんの出会う場所っていうのが減っていったものですからね。今回に限らずいろんな面で交流ができたらいいなと。」
近藤さん:
「資金を集めることに協力してくれたことにまずステップは感謝したいなということと、さっきも誰かが言っとったようにこれをやることによって上矢作が活性してくれるといいなと思っとるし、さっき伊藤清さんが言っとったみたいに若い人たちが前向きにすごく取り組んでくれてるわけ。 本当にこれからもそういう力を何かイベントに参加したり、地域の活性化に取り組んでくれればいいかな。」
伊藤さん:
「コロナで(イベントを)やらないことで、楽にはなったけど何もしなくなると尽力が下がっちゃうので、みんな出てきていろんな話をしてもり上げてもらいたい。」
大成功した後の感想を一言お願いします。
「皆さん ご協力してくれて本当にやって良かったと思います。ありがとうございましたと言いたいです。」
ありがとうございました。