特集

上矢作に暮らす人や風景

上矢作コミュニティセンターで働くということ

中根葉子さん(東木の実)
鈴木美文さん(漆原)

取材日 : 2022年8月

インタビュー:鈴木直樹(地域自治区運営協議会)

コミュニティセンター主事としてのお仕事。上矢作へ越してきて、上矢作でお仕事をする。子育てにも奮闘中のお2人にお話しをお聞きしました。

自己紹介

鈴木さん:

上矢作に来て4年目です。おじいちゃんと夫と3人の子供(2年生・年中・1歳)の家族で住んでいます。

中根さん:

子どもが4人いて、小学生3人とこども園1人。 長男が年少の時に上矢作に来たんで、ちょうど9年。 今年10年のアニバーサリーです。(祝) まだまだ上矢作ビギナーです。(笑)
10年あっという間だった。

鈴木さん:

家から通えるし、自分でもできるかなと思って。 ほかにやりたいこともあるし、家族もいるので心配だったけど、相談したら了解を得た。 (中根さんと)2人だったらできるかなと思って。

中根さん:

長男が12歳で、長いこと子育てに専念して、社会復帰する際にフルタイムの仕事にはすごく抵抗があったけど、仕事のシェアならばできるかなと。 読み聞かせとか、子どもたちや上矢作の地域のために働けるのはいいと思った。

コミュニティセンター主事とはどんなお仕事?

中根さん:

コミュニティセンター主事という仕事は、この施設の管理。図書室の管理。 市民講座の企画運営とか。
(振興事務所長には)ルールがないので、どんどん自分たちの色を出して、内容はベーシックは決まっているんだけど、オリジナルを出していってください。 と言われている。
塾長と一緒に管理する。

鈴木さん:

土日とか利用者が少ない。 もっと利用できるようにアピールしていきたい。

中根さん:

バスに乗ってここに来られるように、社会勉強になる。 そんな企画もやりたい。

今後やりたいこと

中根さん:

始めて1か月。覚えることで精いっぱいですけど。
大人向けの講座では、お仕事を休んでも、魅力ある講座、この講座を受けたいなって思える魅力ある講座を設けるようにしたい。
コロナ禍で図書室の利用が遠のいているんだけど、本当は図書室は、勉強したり、コミュニティーセンターという名前の通り、どんどん来てもらっていい場所。 来やすい場所づくりとかやっていきたい。

上矢作の魅力を教えてください。

中根さん:

上矢作っていうと自然とか、夏がオススメですよとかいうけど、結局「人」だと思う。
「人」とやさしさ。 ちょっとひと昔前に戻った感じ。 人と人とのつながり。 ご縁を大事にしたい。 ここを自分のふるさととして。 2人とも長野市出身だけど。
シイタケもなめことかも本当においしい。 長男は魚とかも(内臓を)さばいて焼いて食べている。 教えられないことを日常で勉強している。
逆に都会の勉強はできていないかも(汗)

鈴木さん:

ここに住んでいるだけでありがとうって言ってくれる。 来てくれてありがとう。 存在自体がありがとう。 来てくれただけでありがとう。 って言ってくれる。 何もしていない。 生活しているだけでありがとう。 気にかけてくれるのがありがたい。 すごく大切にしてくれる。
自然もすごい。 コロナでもストレスがなかった。 長野でも田舎だなと思っていたけど、自然の度合いが違う。 野菜とかほとんど食べられるようになった。
おばあちゃんが作ってくれた料理とか。 ひろがった。 川があるし。

今後の夢は?希望とか?予定とか?

鈴木さん:

上矢作のことをもっと知っていきたい。
おじいちゃんや夫がお茶や栗や野菜や色々なものを栽培していて、食べ物を作るのはすごい大変なことだということがわかった。 おいしさもだけど、その育て方や暮らし方とか知恵とか裏側も発信していきたい。

中根さん:

イベント、人が集まる企画をしていきたい。
ふくふくパン(ママたちのグループ。上矢作で子育てをしていて、たくさん助けてもらったので上矢作のまちに恩返ししていきたいという想いで活動している。パンやお菓子を作っています)の活動もしているし、いろんな人と関わりながら、住んでいていいねと言われる街にしていきたいです。

ありがとうございました。